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墓場鬼太郎






ゲゲゲの鬼太郎の前身といえる漫画『墓場鬼太郎』のアニメ化。またしても「ノイタミナ」です。

うちにコミックが少しあったので読んでみましたが、原作の雰囲気までかなり再現されています。ちなみに我が家にあったコミックは『墓場鬼太郎』ではなく、『ゲゲゲの鬼太郎』でした。その中の外伝『鬼太郎夜話』として収録されていました。

内容ですが、『ゲゲゲの鬼太郎』とは相当イメージが違います。鬼太郎は見た目もかなり違いますし、そもそも正義の味方ではありません、ただの「がめついガキ」なのです。
そしてこのアニメ、不思議なほどストーリに抑揚がありません。「Aが起こってBが起きる、その次にCが起こる」と坦々と展開していきます。その上「がめついガキ」である鬼太郎には感情移入はありませんから、自動的にふかんで観ることになります。「抑揚が無いストーリーをふかんでみる」一見するとつまらなそうですが、そんなことはないのです。音楽を聴いているような、リズムの心地よさがあります。原作そのままの現代アニメとしては異色である作画のおかげで、この坦々とした魅力も違和感なく成立しているのではないでしょうか?

それから、けっこう怖いです。ストーリーや演出に露骨な怖さは無いのですが、なかなか古い漫画の雰囲気をそのまま映像化していること、水木しげるの独特の世界観、深夜に一人で観ていること等が相まって、知らないうちにこの世界に入ってしまいそうな怖さがあります。




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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。





フジテレビ「ノイタミナ」枠のアニメ。
ノイタミナ、打率高いです。というよりは「当たり前の嫌な部分をしっかり排除できている。」ということがとても貴重なんだと思います。視聴者に媚びすぎないということも重要なのかな?
例えばこのアニメの場合、主要人物の男女比が半々だったり、「あなる~」と言われた後の本人の控えめなリアクションだったり(?)と、下品なアニメだったらグイグイ行きたくなるような要素をしっかり我慢しています。

感動することでおなじみの『あの花』ですが、私は、一般平均の1.5倍は感動したと自負しています。というのもこのアニメ「設定」、「エンディング」そして「私自身」の一致がすごいのです。

まず設定、ザックリいうと「10年前の仲良しグループと再会してあーだこーだ。しかし10年の月日で僕たちは高校生、あの頃のようにはもう戻れないのだろうか・・・」といった感じ。時代設定はほぼ今現在、登場人物が使う流行り言葉などからここがあえて強調されていることが分かります。ここで1つ目の一致、「私が登場人物達とほぼ同世代である」という点です。別段思い出などがあるわけではありませんが。
次にエンディング、『secret base~君がくれたもの~(10 years after Ver.)』という曲です。私がこの曲を聴いて真っ先に思い出すのは、『キッズ・ウォー 〜ざけんなよ〜』というドラマで使われいたということです。ここで2つ目3つ目の一致です。このドラマ、妙に記憶に残っているのですが、放送時期がまさに10年前の夏休みなのです。正直私はこの曲を聴くだけで小学生のころにタイムスリップしてしまいます。そしてもちろんアニメ内容とも一致しているのです。さらにこれだけでは在りません、歌詞の冒頭部分「君と夏の終わり 将来の夢 ときめきを忘れない 10年後の8月 また出会えるの信じて」・・・そうなのです。この曲は、まさにこのアニメ、更にはこの曲が今使われているということ自体を説明しているのです。「このアニメにはこの曲しか無い。」といっても過言ではありません。これに私自身の10年間が乗るわけですから、もう幾つ一致しているか分かりません。とにかくお互いに説明し合うような構造になり、相乗効果で感動が増しています。毎話最後の一番いいところでBGMとして流れ始め、そのままEDに突入。もうこれだけ大感動です。

一致の力、恐るべしです。しかし、問題は視聴者全員が私のように一致するわけではないということです。特に世代間ギャップがありそうなネタが多く盛り込まれているので、ストライクの世代は放送当時で高校生か大学生くらいだと思います。それよりも年長者がこのアニメをどのように捉えたのか気になるところです。



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ベン・トー





最後まで低いハードルを維持し続け、それを見事に超えています。それでいいのです。欲張って高尚な作品にしようとしない姿勢が素晴らしいアニメでした。

「スーパーの半額弁当を奪い合い、死闘を繰り広げる」というネタの一点張り。最後までこのネタです。しかし、最後まで飽きることはありませんでした。余計な展開に枝葉を広げないことで、雑味を極力無くした結果ではないでしょうか。
戦闘シーンがなかなか見応えがあったり、アツアツの弁当がおいしそうだったりと、設定がくだらないだけに、このような部分のクオリティはうれしいギャップです。
 
評価は3と中途半端ですが、減点なし、加点のみの3です。

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11eyes





やられました。
ほぼ最後まで、いたって普通の「キャラクターカワイイ系アクションもの」なのです。まあ、主人公以外の男性キャラが1人だけ(チャラい)であったり、不自然なパンチラには怪しさを感じないわけではありませんでしたが。

もんだいは11話終盤。誰もいない学校の屋上、最後の戦いを前にして自分の力が及ばないことを知らされる主人公(駆)。
そこで駆と共に戦うヒロイン(美鈴)が口を開く。

美鈴 「ひとつだけ・・方法がある。」

駆 「教えてください、どんなことでも俺はやります。」

美鈴 「それは・・私たちが結ばれることだ・・」

私 (ん?)

駆 「結・・ばれる?」

美鈴 「契りを、男女の関係を交わすのだ。」

私 (あれっ?)

-略-

美鈴 「私を一人の女にしてほしい・・・」「愛しているんだ」

    そして二人は静まりかえる教室で・・・・


興ざめです、全てがここまでの布石と化しました。「こういうシーンを入れておけば喜ぶんでしょ」みたいな感じにも腹が立ちます。
今知りましたが、原作はエロゲみたいです。普通エロゲ原作のアニメはストーリー部分だけ抽出して、エロ部分を抜きますよね?エロゲ原作で「エロ部分は薄めました」だけだと結果的にストーリーも薄まり、視聴者は混乱します。

エロを入れたいなら堂々と入れて、TV放送は諦めてください。






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TIGER & BUNNY





「超能力者にスポンサーがついて、商業的にヒーロー活動を行う。」面白い設定だな、と思いましたがそれだけではありませんでした。
テンポがよく、毎回のストーリーも痛快で「ヒーローもの」としての魅力も十分にあります。
落ち目のヒーロー、でも男気がある。そんな主人公には好感が持てます。
しいて言えば「親子愛」展開があるなら、そこで感動も入れてほしかった。

最近のアニメは「等身大気取りの高校生主人公がボーイミーツガール」という設定が多すぎます。おじさんの主人公がもっと多くなってもいいんじゃないかな。
 

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