画像や、デモ映像を見る限り、攻殻機動隊みたいな感じなのかな?と思い観はじめました。
総じて完成度が高い、テーマが重い、といった部分は攻殻機動隊に匹敵するものがありました。しかし、もっとまじめなアニメという印象でした。具体的には攻殻機動隊から「アクション性」「エンターテイメント性」「キャラクターの格好良さ」を引いたような感じです。はじめは格好良かった主人公リルや、へタレ感満載だったヴィンセントも、ストーリが進み世界の真理、己の存在の秘密に近づくにつれ、良くも悪くも「普通の人」に。更に後半からは、哲学的かつ抽象的な表現のオンパレード。
良いアニメであることは間違いないのですが、私の度量では楽しみきれなかったかな、という印象です。
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