ヨルムンガンド、めだかボックスなど、一期の感想だけ書いておきながら2期については一切触れないという状況が続いてしまいました。正直いうと一期で言いたいことはほとんど出してしまって、二期ではあまり書くことがなくなってしまっている。ということも否めないのですが、その説を否定するためにも「めだかボックスアブノーマル」については触れておきます。
このアニメの一期から二期への変化は私にとってはほぼ文句なしの「改善」であったと言えます。
一期の面白みを簡単にまとめると「学園もの勧善懲悪アニメと見せかけて、その枠を遥かに越えた超絶能力のギャップ感」だと思います。二期ではここから「学園もの」「勧善懲悪」「ギャップ感」が引かれ「超絶能力」だけが残され「中二感」がプラスされました。そしてとにかくこの超絶能力と中二感が「これでもかっ!」と盛りだくさんなのです。
ベタな例を挙げると「今まであんな重いおもりを身に着けていたのか・・・パワーは落ちるがスピードはこれまでの比べ物にならないぞ!」みたいなやつです。こんな感じのワクワクせざるを得ないバトルが「これでもかっ!」なのです。そりゃ面白いに決まっています。
一期ではある意味この勢いを阻害していたともいえる「学園もの」という設定もいさぎよく捨て、「敵の地下施設の各階に待ち受ける敵を倒していく」という必要最低限のいわゆる「ダンジョンもの」に変更されています。これも私にとっては改善でした。
今回OPのある部分(都城王土がロボットに乗ってるシーン)をみて「ああ、ガイナックス、グレンラガンと同じところか・・」と気が付きました。言われてみればあの大見得を切るようなテンションの上がる戦闘シーンの演出はまさにグレンラガンのその感じです。
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