このブログをはじめて1年ほどがたちます。
はじめは、観たアニメについてはバンバン書いていくつもりでしたが、いかんせんすぐに面倒臭くなってしまうのと、何より「本当に面白かったものはうまく褒められそうにないから書かない」という何とも後ろ向きな状態が続いております。
という状態をひとまず打破するため、2012年に見たアニメをランキングにして発表することで、少なくともその年分の見たアニメは全て記事にした。ということにしようと思います。
ちなみにランキングの判断基準は「もし見れなかったとしたらイヤなもの」です。もちろん、全部のアニメを見ていたわけでもありませんし、判断基準もあやふやなので、例によってこれは私の”個人的なメモ”ということになります。
その他留意点を挙げると
・2012年というのは2012年にスタートしたもの
・今振り返っているので、後味がよかったものは高評価になりがち
・星評価と矛盾する可能性あり
といったところです。
それではまず、ノミネートされた(私が見た)全21作品をだいたいの50音順で・・
Another、これはゾンビですか?オブザデッド、ガールズ&パンツァー、K、PSYCHO-PASS、じょしらく、人類は衰退しました、新世界より、男子高校生の日常、つり球、Fate/Zero(2期)、這いよれニャル子さん、ブラックロックシューター、ひだまりスケッチ×ハニカム、モーレツ宇宙海賊、夏目友人帳 肆、めだかボックスアブノーマル、リトルバスターズ、ゆるゆり、ヨルムンガンドPERFECT ORDER、ROBOTICS;NOTES全話見たものが対象なので、途中で切ったものもたくさんあることを考えればノミネートされている時点である程度は面白かったということになります。
ランキングは続きから↓↓
[0回]
1位 人類は衰退しました
「人類あるある」とでもいうべき内容は他ではあまり見ることがなく、皮肉がきいていて、でもコミカルでカワイイ、おもしろさという意味では文句なし。あえて言えばキノの旅をベースにハルヒ的な展開の面白みを追加した感じ。最後のイジメに関する展開も、あの時期にやってのけたことは評価したいし、しっかり感動もした。個人的には同類誌の話がお気に入りです。
2位 Fate/Zero(2期)
とにかく映像の美しさ、カッコよさ、この点については他の歴代テレビアニメに大きく差をつけて1位だといってもいい。あれだけの映像をテレビさえあれば毎週タダでみられるわけだから、見なかった人は損をしている。
3位 PSYCHO-PASS
近未来警察もの、という点で攻殻機動隊と比較されてしまうのも仕方ない。しかし、攻殻機動隊にも決して引け劣らない完成度だった。「才能を量ることができる世界」という設定から導き出される事件や、人間の考え方の変化など、どこをとっても真に迫るものを感じる。この手のアニメは「どこまで厳密に未来予測ができるか」ということがおもしろさの決め手になるが、攻殻ではこう解釈して、サイコパスではこう解釈するんだ。と比較するのも面白いかもしれない。
4位 ヨルムンガンド PERFECT ORDER
一期ではそこそこカッコいいアクションが見所だったが、2期からはアクションのよさはそのままに、最大の見所は「ココ・ヘクマティアルの狂気」と言ってもいい。その思想が明らかになってからのココの怖カッコよさたるや、アクションがかすんで見えるほど。実際、全話中最大のハイライトはココが作戦を仲間に明かすシーンだと個人的には思っております。
5位 ゆるゆり♪♪
これについてはかなり個人的な思いが強く出てしまっているかもしれません。
一期を見ているときは「まあまあかな」といった感じだったが、何となく2期までみていると知らないうちに『けいおん』と同じく”好きなアニメ”の仲間入りを果たしていた。ときおり入ってくるエッジの効いたギャグの最高到達点の高さと、結衣の存在が大きかったのかもしれない。
6位 ガールズ&パンツァー
戦車のシーンだけでこんなに面白くなるんだ、と関心すらする見応えがあった。アマチュアモデラーとして戦車魅力に目覚めさせられた、という功績も大きい。
7位 じょしらく
「ほのぼのモノはちょっと退屈なんだよな。」という人にこそオススメしたいアニメ。落語家ならでは(?)の密度の濃い会話や、さりげない2部構成で東京観光気分も味わえるなど、飽きさせない工夫が嬉しい。キャラクターの「私服」という概念の大切さに気付いたのもこのアニメがきっかけ。手寅や丸京の無理なキャラ付けをしてない感じも個人的にはツボ。
”北”ネタを連発したり、やたらに強すぎる毒はややナンセンスな気がしますが・・・。
8位 つり球
純粋に友情や成長を描いた、昨今では意外と貴重なアニメ。基本男しか出てきませんが、むしろこの方が清々しく、そして熱くなれるということに気付いたり気づかなかったり。海や江の島の街並みなど珍しいタッチで描かれた背景の美しさも高評価。
9位 めだかボックスアブノーマル
1期から見事にいいところだけを抽出した感じ。中二心をくすぐるセリフや演出のオンパレードで娯楽アニメとしては文句なしの仕上がり。最後の最後で出てきた球磨川禊が今後どうなるのか、3期への期待が大きい。
10位(同率) ブラックロックシューター/新世界より
ブラックロックシューター
人間ドラマの部分で描かれる友人に対する微妙な心境が共感できすぎて、つらくなるほどだった。全編CGの戦闘シーンも幻想的でかっこよかったのだが、ストーリーとかい離してる感があったのが残念。
新世界より
おもしろさの落差が激しいアニメ。序盤のワクワク感はなかなかのもの、中盤はダレダレ、しかし最終回は本当に素晴らしかった。あの映画的な完結のさせ方はテレビアニメではなかなか味わえないはず。
以上ベストテンでした。
ランキングはここまでですが、その他のモノについて言い訳も含めて触れておくと
・Kは映像美カッコいい部門があればFateZeroの次につけてもいいかもしれない。
・夏目友人長は既に4期に突入していて、安定したホッコリ心が洗われる良作なのだが、4期まで来たものを今さらどうこう言うものでもない感じがしたのでランク外。
・リトルバスターズは今のところ面白くはないのだが、ここからが重要な展開になるらしいので続きを見るまでは対象外。
といったところです。これで2012年は総括したことにします。
もし私と同じ感性の人がいたらおすすめアニメランキングでもあるので参考までに。
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